チーム犬・猫@かわさき 代表 中島まり子さん
※団体名が取材時から変わっています。取材時の団体名は「犬と猫と人間のよりよい地域づくりプロジェクト」です。
取材日:2016年2月28日
身近な野良猫達のこと
皆さんは、野良猫を見かけたことはありますか?私は時々、車の下にかくれている姿を見ます。猫は1年に多くて 3 回出産し、一度に3~4匹の子を産みます。野良猫が増えると食べ物を求めてごみ箱を荒らす猫が増えるので、人間には少しめいわくです。でも、多くの人は、野良猫のことを「かわいそう」「なんとかしてあげたい」と思っており、私もその一人です。
中島さん達のグループは、野良の猫や犬の飼い主を探す活動をしています。野良の犬や猫を見かけた人から連絡があると、犬や猫を保護しに行きます。次に、病院に連れて行き、飼っても大丈夫かなどを確認し、飼い主さがしが始まります。
飼い主が見つかるといつも、「最後まできちんと飼ってください」と伝えるそうです。せっかく飼い主が見つかっても、また野良にもどってしまったら、とてもつらいです。ペットを飼うとは、その動物の一生をあずかることだから、責任もって飼ってほしいです。みなさんも、犬や猫の立場になってお世話してください。(仁奈・小6)
大変な中島さん
中島さんたちのグループは、溝の口駅で犬猫の譲渡会をやっていて、野良の犬や猫をもらってもらえるようにがんばっています。もし、貰い手がいなければ、ボランティアの人の家にずっといることになるそうです。犬や猫をわたす時に、きちんと世話をしてくれる人かどうか分からないので「1週間後に写真をください」とお願いしているそうです。
そもそも、なぜ野良猫が増えてしまってはいけないのかというと、知らないうちに子どもを産んでしまったり、車の上に乗って傷をつけたりしてしまうからだそうです。野良猫は子どもを産むので、産めないようにする手術をかわいそうだけどするそうです。
なぜ中島さんがこのプロジェクトを始めたかというと、10何年前、小さな野良猫がゴミ箱をあさっているのを見て、かわいそうだと思ったからだそうです。野良猫の殺処分がへるようにがんばってほしいです。(由依・小5)
解説:中島さん達は、野良犬・猫の保護や譲渡会、動物の命の大切さを伝えるなどの活動を 続けています。毎月第4日曜日、溝の口駅北口通路で譲渡会を開催。
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