画家 畳ショージさん
取材日:2015年3月
畳ショージさんはどんな人
今回は、畳に絵をかく畳ショージさんに取材をしてきました。ショージさんのギャラリ ーに入った時、とてもびっくりしました。石に絵が描いてある物がたくさん置いてあった からです。
まず畳ショージさんは、女の人と男の人の似顔絵の描き方にちがいがあることを教えてくれました。女の人は2割くらいきれいに描いて、男の人はにくらしく描くそうです。私は、そのことを言われるまであまり気がつかなかったので、ちょっとびっくりしました。そのあと、畳ショージさんが畳に絵を描いているのは、10年以上と聞いてとてもびっくりしました。
畳ショージさんは、似顔絵以外にもいろいろ描いているそうです。まず石に絵を描きま す。どんな絵が多いかというと、その年の動物です。他には畳に絵を描きます。昔は、畳に絵を描くときは全て、ガラス絵の具やアクリル絵の具を使っていたそうですが、今は線ややきごてを使って、色塗りは昔と同じようにやっているそうです。また話をしたいなと 思いました。 (ななみ・小4)
畳に絵を描くショージさん
私は畳に絵を描くショージさんを取材しました。今、ショージさんは73才(2015年 3月 28日現在)です。ショージさんは畳のほかに、紙や石にも絵を描いているそうです。石には 干支、紙には似顔絵や 動物などを描くそうです。畳にも人の顔や生き物を数多く描いてい ます。
ショージさんに絵を描くときのコツを 教えてもらいました。それは「その人のことを好 きにならないとだめ。なんでも好きにならないと絵は描けない」と言っていました。
絵を描くとき、ショージさんは実物を見て、スケッチしてから色紙や畳に描くそうです。私は、取材の終わりごろに、ショージさんが使う道具の写真をたくさん撮りました。そして、似顔絵を描いてもらったり、畳のコースターを作ったりしました。とても楽しかっ たです。(すおみ・小4)
解説:畳屋の3代目だったショージさんは、漫画家の小島功さんとの出会い、絵画を学び始めたそう。焼きごてで焦げ目をつけて絵を描いたり、石に絵を描いたり、自由な発想で絵を描き続けておられます。
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畳ショージさんのギャラリー
住所:宮前区東有馬2-40-1
電話:044-877-3550
HP:http://www.shioda-tatami.com/?page=page2