録音技師 大竹修二さん
取材日:2020年11月15日
大変な努力から生まれる音
今回私は録音技師の大竹さんに取材しました。映画などで使われている音、例えば周りの人達の足音、話し声などをうまく組み合わせて、セリフを聞きやすくしたり、その場にいるように感じさせるのが録音技師の仕事です。大竹さんは「461個のおべんとう」や「水上のフライト」など色々な作品をつくっています。
ところで、映画などの音はどのようにして作られていると思いますか?1つの作品でも音はたくさん入っています。私は、「その時の音ににせて物を動かしているんじゃない?」と思いました。もちろんそのようにしている人もいます。しかし、大竹さんは、その場面と同じような場所にでかけて色々な音をとって、それらを組み合わせて音を作っているそうです。なので大竹さんが編集した音を聞くと、まるで本当にその場にいるように聞こえます。
今回の取材で大竹さんは音の話になると、ものすごく熱く話してくれてうれしそうだったので録音の仕事が好きなんだなと思いました。今度映画を見る時は音にも気をつけて観てみたいです。(千晴・小5)
録音技師の正体を探る
僕は録音技師の大竹さんに取材しました。録音技師とは、映画やドラマ、コマーシャルなど幅広く活動をしている日常ではかかせない仕事です。そんな仕事をしている大竹さんに聞いた話を今からいくつか紹介したいと思います。
まずはこの仕事をするにあたって、必要な道具はヘッドホンです。ヘッドホンは録音技師の方々にとっては、「自分の耳」と呼んでいるそうです。1~2年使ったら買い替えるヘッドホン、その値段はなんと2万円もするそうです。次に、大竹さんがこの21年間でITが発達して仕事の仕方が変わったかどうか聞きました。昔は磁気テープといって僕達が知らない道具で音を記録していましたが、今は技術などが発達しているため、SDカードやハードディスクに記録しているそうです。
今回のこのインタビューでわかったことは、この世界にはまだ僕達の知らない仕事があることです。今回のインタビューをきっかけに、これからいろいろな夢を持ちこれからの人生に役立てたいと思いました。(侑祐・中1)
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解説:録音技師は、音を録り、不要な音を削り、必要な音を足すことで、映画をより感動的に演出するお仕事です。取材では、編集前後の音の違いを聞かせていただき、改めて音の効果を感じました。